あつくるしすぎるんですけど、誰かに伝えたくて読んでほしい、27歳ネイリストの仕事への思いです
たった今、ご指名して下さるお客様と、とても為になる会話をしました。
フリーネイリストユリです!
とっても美爪。
そのお客様はご自身でジェルネイルされてたことがあって、
楽しくてお勉強したいと思ったこともあったけど、
自分には人をきれいにしたいとかそういうことよりも、
どちらかというと自分の爪がキレイになればいいっていうことのほうが大きくて。
いわゆる奉仕心が微塵もないと思ったからやめた(わたしからしたら奉仕心がないなんていう風には見えない)
…とおっしゃってたのだけど、
とても奉仕心に溢れている人で、感動した!
っていうお話をしてくださった
ネイルのデザインチェンジとはまた違って、
エステは仕上がりの差が顕著には分かりにくいけど、
その方が本当にいいと思っているものを、素直に伝えてくださって、
恥ずかしいくらいすっごく褒められるのだけど、
それもやらしさがなくて本心からくるものっていうのが伝わってきて、感動する接客だったそうで。
そのお客様はそういったサービス業ではなくて、
対個人というより対企業って職種だから、
与えられたものを正確に、その通りにするのが正解なんだけれど、
その接客を見て、そういったサービス業の深さを感じて今までの概念が覆ったって!
かと思えば、コンタクトレンズ屋さんでレジに並んで前の人に言っていたマニュアル通りのコンタクトの洗浄液の売り文句を、自分の番になってまたさっき聞こえてきたことを同じように話す店員さんもいて…
やっぱり、サロンとかお店って、商品もそうだけど人が重要!
値段が高くたって、この人にやってもらいたいと思ったら少しでも安いところを探そうともしないもんね。
と、こんな話をしました!
ネイリストになって5年ほど、接客に悩んだことなんて何回もあるし、今もそう。
やっと自分のスタイルが確立できたかな?って思った3年目くらいから、
そういうことを考えることが少しずつ減ってきていた気がする。
サービス(仕上がりやアート)ではなくて気持ちとしての付加価値が与えられる接客がしたい。
お客様の常識は是非わたしが覆したかったけど、悔しいけど、まだまだだったな。
実は。
そのお客様とは、最初の頃は1時間半ほぼ無言でやっていたお客様で、
なかなか掴めないなと毎回思って落ち込んでいたのだけど、
ある会話から(野性爆弾)お互いの共通の趣味が見つかって、
今では終始爆笑で楽しませて頂いていて、
嬉しいことにお土産なんかも頂いたりするようになって、、
それがあっての、この素敵なお話を聞かせて頂けて!
本当に接客業って奥が深すぎて終わりなんて無い。
ネイルってずっと対面だからそれをいちばん追求できる仕事なんじゃないかって、
わたしはアートがだいすきだと思っていたけど、
その追求ってそんなことよりもとても楽しいものだなって思えて、
ネイリストという仕事がまた一段と好きになった。
お客様が好きすぎて、自分はなんて幸せなんだろうと思って書きながら泣きそうになってしまった話。
読んでくださって、ありがとうございました(^^)